偏差値2那由多

一般男性の公開ポエム

UserStream停止を受けて

TwitterのUserStreamが真面目に終わるらしい。

i5nb.hateblo.jp

辞める辞める詐欺をしてきたTwitterのことなのでまた一回くらい延命するかなと期待していたが、今回は本気みたいだ。「実は嘘でした、皆さんアプリ開発頑張ってください!」というオチだったら今なら許すけどまあそうはいかないみたい。

 

 個人統計ツールのwhotwiが具体的なUser Streams APIの停止の手順を公開している。

僕がこの記事を書いている今このタイミングは、UserStreamが終了する3時間ほど前だ。

 

僕はかれこれ7、8年ほどTwitterをやっている。他のSNSもアカウントを持っているが、一番使っているのはやはりTwitterな気がする。

僕がTwitterに惹かれたのは紛れもなくオープンな言論の場としての存在だった。7年欠けて20万ツイートもゴミのような情報を生産してきたが、少なくとも2014年あたりまではツイートの内容だったりツイートのしすぎ(まあ、マクロ等のツールは別としても)が原因でお咎めを受けることはなかった。過激なツイートは何度もしてきたし、そもそも僕がフォロワーとしているやり取りは鳴き声なようなものだ。そもそもツイートをすること自体が遊びに感じる。

そしてこのようなゴミの生産をすることができたのは、間違いなくサードパーティ製のクライアントのおかげである。TheWorldやShoogingStar、Tweenと呼ばれる「廃人向け」アプリはツイートの”生産性”の観点から言ったら皆無に近いが、そのようなアプリを使うことで僕らのオープンに言論をすることができた。

 

ここ数年の公式クライアントの劣化はオープンな言論の場としての魅力を損なうものだ。時系列をぐちゃぐちゃにして非透明なアルゴリズムによるおすすめ機能のせいでタイムリーな会話をすることもできないし、邪魔な広告がひどく目につく。

最近のいきすぎた凍結措置によって呟いていい言葉と呟いてはいけない言葉というのが生まれた。しかも凍結の基準がわからないため何を呟いていいのかわからず、僕らは途方に暮れながらビクビクとツイートするしかない。いくらまっとうな意見を発しても、それが謎のガイドラインに反していたらツイートしてはいけないのだ。最近のポリコレ風俗嬢だったり車のマナー違反晒しが炎上するメカニズムはこのようなところから来ているという陰謀論を唱えられてもそこまで疑問に感じない。

 

このように改悪を進めてきたTwitterの唯一の評価点はUserStreamだった。サードパーティ製のクライアントだったら公式アプリの難点を眼中に入れる必要がなくタイムリーに反応することができる。何がトレンドなのかを直ぐに理解でき自分の考えを発信することができるため、言論という意味ではとても優しい環境だ。

だから皆Twitterをやめようという感じにはならなかった。

しかし今回のUserStream停止を受け、Mastodonに移住しようとしている人を何人も見てきた。たった一つの機能の削除じゃんと思われるかもしれないが、Twitterが持つ最後の魅力を切り捨てたからと考えると何も不思議な事ではない。

そしてMastodonにはTwitterが見放してきたすべての美味しい部分がある。ストリーミング機能もあるしインスタンスによっては広告がない。理不尽な凍結なんてそうそうない。

発信をする意味はユートピアなのだ。

今日という日は、Twitterが言論の場としての機能を正式に放棄した記念すべき日として見てもあながち間違ってないかもしれない。