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Yume Wo Katare Okinawaのクラウドファンディングが面白い

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僕が以前Yume Wo Katareボストン店に行ったという記事を書いたが、どうやらこちらの支店が沖縄で出来るらしい。

twitter.com

Yume Wo Katareは関西発の二郎インスパイアの系列店なのだが、とにかくラーメンの美味さと店員さんのパワーが魅力で老若男女愛されているという。今は京都を始め東京・ボストン・台北に支店がある。

それが今度沖縄に支店を出すにあたりクラウドファンディングで支援を呼んでいるのだが、思ってた以上に奇抜な企画だったので紹介したい。

3camp-fire.jp

 

5月に琉球大学の近くにオープンするにあたり、「誰かが若者にラーメンをタダで提供する」「ゴチになったラーメンをステッピングストーンとして夢を叶え、誰かにラーメンをタダで提供する」という循環を作るための初動として支援を募っているらしい。

クラウドファンディングということは当然そこにリターンが存在するのだが、このリターンがなかなか面白い。

例えば5000円で1ヶ月ラーメン食べ放題(同伴者一人含む)など、普通の飲食店ならありえないプランがたくさんあるのだ。

3万円で1年、15万円で3年間あの量のラーメンを好きなだけ食べれる。1日max100杯って書いてあるけど、これだと実質食費がタダってことじゃないか。

その他ワークショップ参加券や職業体験など、なかなか面白そうな機会もプランとして提示されている。

 

沖縄店の店長さんは定期的にTwitterやブログを更新しているが、本当に他の飲食店の枠に当てあはまらないツイートをしている。

 

利益を上げたいっていう理由だけで動いていたら「客は客、店員は店員」というスタンスを作るはずだし、そもそもラーメン食い放題券をクラウドファンディングで募ったり知らない若者にラーメンをごちそうしたりしない。

利益だけで見たらどう見ても「食費が浮く」客側がボロ儲けなのだが、好きなだけ食べれる分頻繁にお店に立ち寄ることが出来るのでYume Wo Katereのコミュニティ作りに自然と貢献できる。黙って食う店ではないので常連さんとの話が弾むし、いつの間にかお客さんと支援者と店とで良い関係が築ける。今回のクラウドファンディングがそういった場所づくりへの投資だとすると、かなり革新的な試みだと思う。

特に沖縄という地理的にも文化的にもYume Wo Katareが知られていない地域において、白紙からこのようなコミュニティを作る上でも包括的なアプローチなんじゃないかな。ただのラーメン屋ではなく、地域に貢献する団体とも受け取れる。飲食店特有の胡散臭さではなく、店に入ってきた人全員をグループに取り込もうという姿勢はもっとはやってほしい。

 

カネではなく場所造りに人生を賭けている店長さん。応援したい人は、是非クラウドファンディングからパトロンになって欲しい。

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ちなみに守銭奴の僕だがTシャツのプランで支援した。白のシャツがなかなかかっこよかったので、夏にでも着たいなと。

那覇に行く機会があったら一度顔を出してみたいと思える面白い企画だった。これからどうなるか楽しみだ。