偏差値2那由多

一般男性の公開ポエム

北朝鮮情勢の未来と合理的判断

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北朝鮮6回目の実験をしたという。地震からどれだけ大きな実験だったのかを予測できる。「広島の原爆の10倍の威力」とは、世界を震撼させるには十分な強さだろう。

www3.nhk.or.jp

当たり前だがお隣の日本としては溜まったものではない。アメリカでも、最近のニュースはかなり北朝鮮情報でいっぱいになっている。

 

ここで重要なのは「北朝鮮がどうするか」と言うことと同じくらい「大国(中国やアメリカ、ロシア)がどのような行動に出るか」「行動を終えたあと、世界はどのような形に見えるか」だろう。考え方によっては、テレビで放映されている専門家の予測は見当違いなものになるかもしれない(実際にひるおびとか報ステで言ってた予測はあまり当てにならなかった)。

恐らくだが、アメリカも北朝鮮も火をつけることはない。それはお互いにリスキーなので、最後の最後まで暴力沙汰にはしない気がする。北朝鮮はアメリカと戦争したら勝運がゼロなのは理解しているだろうし、かといってトランプも今戦争を起こしたら今度こそ支持率が底に達するだろう。そもそも、核戦争を起こしたら世論調査が出来るほど人が生き残るかすらわからない。

じゃあどうなるかというと、最終的には現在の北朝鮮が中立国として再建するのではないかと思う。金正恩としても今のキムファミリーを未来永劫維持することが第一というわけではないだろうし、かといってアメリカが北朝鮮を倒したら朝鮮半島が親米になってしまう。丸く収めるにはあくまで北朝鮮を中立国にした上で、金正恩の首は取らないで何処かに匿い、新しい民主主義国家を作り直すことだろう。

在韓米軍は撤退するだろう。どうせ沖縄にいい基地があるわけだし、38度線に問題がないなら韓国に残る義理はない。

となると、中国は朝鮮半島に進出する。これが何を意味するかというと、アメリカと中国の境界線が38度線から日本海に変わるということだ。これはアメリカから見ても中国から見ても問題ないはずだ。

 

もちろん、此処まで書いたことというのはあくまで憶測でしかない。僕が言っているのはあくまで「全てが合理的に動いていた状態」のことだ。しかし世の中の大半の部分は非合理で動いており、もしも今回のようなものが非合理で動いていた場合はかなり危ない。北朝鮮がアメリカに破壊され、もちろん日本と韓国にミサイルが落ちる。アメリカの西海岸は核ミサイルで崩壊するだろう。そして、このようになる可能性は僕が提示した合理的判断を前提とした未来の可能性とほぼほぼ等しい。

ただ、最近行われている北朝鮮に関する議論が「すべて非合理で回っている」ことが前提となっている気がする。しかし、今のところ都市が一つ破壊されるようなことはまだ起きておらず、あくまで一つ一つの国が合理的に動いている可能性はまだ排除できない。

 

だから、今我々日本の住民は「世界が非合理的に回っていた場合」と「合理で回っていた場合」の両方のケースを考察する必要がある。非合理の場合、核シェルターや避難訓練などを徹底する必要がある。これに関してはまだまだ足りていないのは確かだが、危機感がゼロというわけではないだろう。

もしも合理的に回っていたらどうするか。

福岡の目と鼻の先が中国勢となるかもしれないのだ。ある意味、今の北朝鮮状況よりも恐ろしい。

沖縄問題は今後一層激しくなる。日米安保体制は強化される分、沖縄などの在日米軍基地は必要が増すため、地元住民の反応や与野党の議論も変わってくるだろう。

米中関係の防波堤としての日本に対する国際的需要も高くなる。当たり前の話だが、誰一人中国とアメリカの戦争を望んではいない。

そういった意味で、今まで韓国が保っていた責任を日本が受け持つというのはかなり酷な話である。

 

北朝鮮状況が合理で回ろうと非合理で回ろうと、日本はこれから新しい東アジア情勢に直面する。そして恐らくは悪い状況に陥る。日本海側が現在の38度線と同じような役目を持つというのがどういったことを暗示するのかを今一度考え直す必要がある。

いささか極端でかなり机上の空論になりそうだが、いくつか有る可能性のうちまだ議論がされていない分野を考えることはとても重要だ。特に北朝鮮有事には必ず日本地域の情勢が何かしらの形で変わることを考えると、平和ボケをしていられない。合理、非合理の総合的な判断からこれからの日本と世界の形を描くべきだ。