偏差値2那由多

一般男性の公開ポエム

ネット民の痴漢の見解はおかしくないか?

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以下のネタがバズった事がちょっと残念だ。

今インターネットで痴漢の話をすると、必ず痴漢冤罪が付きまわってくる。それは必ずしも大きく間違ってることではない。そういった事案があるっていうことをより多くの人に知らせるということは大事だと思う。実際に現状のシステムだと痴漢冤罪にかけられると未来が真っ暗になるので、より多くの人が理解する必要がある。

ただ、この動きで痴漢をないがしろにするのは、むしろ問題を悪化させるだけではないか?

 

僕は最近の行き過ぎた「痴漢の定義」についてはかなり懐疑的なのだが、このような痴漢冤罪関係のツイートに関してはちょっとどうかなと思う。それは仮に罪滅ぼしに「いや、痴漢も痴漢冤罪も良くないと思いますよ」と付け足したとしてもだ。何故ならば、言っていることと実際に考えてることが乖離しているからだ。それが単なる「ネタ」だとしても。

この缶バッジが訴えているのは痴漢をやめろということだ。それ以上でもそれ以下でもない。このツイートはそれに対して痴漢冤罪で難癖を付け、この缶バッジに対して批判をしている。確かに痴漢冤罪というのは存在するが、缶バッジに対する批判材料には本来ならないのだ。

はっきり言ってクソリプだ。

 

僕は、痴漢冤罪を減らしたいんだったら「痴漢をやめよう!」と言っている人達をネガキャンするのではなく、実際に痴漢を消せばいいと思う。そして理論上は出来なくもないはずだ。

一つは痴漢の原因となる満員電車の解消だ。特に首都圏のラッシュアワーは人権侵害と言ってもいいほど電車が混む。あそこまで人が詰められると、仮に痴漢をされても誰が触ったかわからなくなる。また、周囲にいる人も他人の下半身をジロジロ見ることすらできない。痴漢には絶好のチャンスだ。

また、満員電車内だと仮に痴漢をされて勇気を出して声を上げても間違えた人を捕まえてしまう可能性がある。それに便乗して、実際には痴漢をされてないのに「痴漢された!」と大声を出して民事訴訟してカネを巻き上げようとする輩も出てくる。そういった意味で、満員電車は痴漢冤罪のリスクが非常に高い。

だったら満員電車を解消すれば根本的に電車内で痴漢をするリスクも痴漢冤罪も減る。例えば電車の本数を増やしたり、バス網を広げて路線を増発すればいい。渋滞が心配なら、シンガポールERPのように課金型の交通規制を儲けて交通量を少ない道に流せばいい。中国みたいに、乗り捨て可能な自転車を流行らすことだって出来る。本当にどこまで効果があるかはさておき、満員電車を解消するだけだったらこういった案がいくらでも出る。

批判をするんだったら痴漢をやめようって言っている人達に投げるのではなく、痴漢をしやすい環境を放置している行政にすればいい。痴漢を減らそうと努力している人にハッパをかけるのはお門違いだ。

 

あとは「痴漢ってかっこよくないよね」というメッセージを広めることが重要だ。

極論を言えば、痴漢という行為そのものがなくなれば痴漢冤罪はなくなるはずだ。仮に誰かが痴漢をすることが絶対的にありえない世界なら、誰かが「この人痴漢です!!」と言ってもそれは一瞬で冤罪だとわかる。

現実的かと言われたらかなり無理があるが、みんながちょっとずつ「痴漢はクールじゃない」と思い始めれば痴漢をしている人も痴漢をしなくなるかもしれない。そういった意味で、このような缶バッジは有効的だ。痴漢とは明らかな犯罪なので、痴漢は悪だと主張し続ければいい。

 

そのような意味で、現在「痴漢をやめよう!」という人がいると必ず「お前は痴漢冤罪を知らないのか!」とでしゃばって来るネットユーザーは少し頭を冷やすといい。痴漢冤罪は確かに難しい話だけど、痴漢を減らそうとしている人に対してそれをぶつけたところで自分の首を絞めるだけなのだ。